モッコク、ナンテン、サクラ、リンゴ、カキノキの樹皮を使って
35cm四方の布を、計56枚。
1日かけて皆さんの手で草木染めをし、縫い合わせてカーテンに仕立てました。
「この夏のいちばんの思い出になりました」
参加者の方からの嬉しいお言葉は、暑かった夏が楽しかった記憶となり
大切に育てられた樹木への感謝の気持ちでいっぱいにもなりました。
布を通して溢れる色とりどりな日差しは、いつまでも眺めていたくなるほどの美しさでした。
草木染めに興味を持ち、街中にある公園や緑地にある草木を採って試してみたいと思っても、その場所は誰か(何処か)の所有物であり、使うには許可が必要なものであったりします。
それがいずれゴミとして捨てられるものであったとしても、個人が自由に使うには案外ままならないものです。
そんな現状を変え楽しく活かしていこうというのが、今回の染めの材料の木との仲介役となってくれたマチモノの取り組みの一つです。
私もマチモノ会員として、草木染めの面白さや不思議さや美しさを楽しんで頂くということを通し、これからもお伝えしていけたらと思っています。
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